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Ghost Town Factory

灰色の街に生まれて
ディーゼルの風にはぐくまれ
集合住宅の窓から空を見上げてた
青さも広さも知らずに

父の背中が語っていた
生き方疑うこともなく
今日と同じ日々が明日も続くこと
どうして信じていたのか

It's a Ghost Town Factory
さびついた屋根に降りしきる
冬の雨 音もなく 涙を溶かすのか

It's a Ghost Town Factory
それをあやまちと呼ぶならば
責めるべきは 奴らなのか
それとも自分なのか
It's a Ghost Town Factory


グリーンベルト寝ころんで
未来を語ったあいつは
今病室の壁まばたきもせず見つめてる
その瞳かえりみる者もなく

去り行く仲間を見送り
帰る場所もなくした俺
築き上げた全て跡形なく消えるのか
歴史にさえもなれずに

It's a Ghost Town Factory
さびついた屋根に降りしきる
冬の雨 ただ無邪気に 思い出ぬぐうのか

It's a Ghost Town Factory
ためらいに身を焦がしながら
進むことも 後戻りも
できない俺なのか
It's a Ghost Town Factory


九州で過ごした8年間の生活が教えてくれたものは、地方経済の抱えるどうしようもない閉塞と矛盾。但し、それは決して為政者や経営者の怠惰によるものだけではない。海外生産移転で閉鎖されていく工場、就職先を求めて街を出て行く若者たち、ずっと入院したままの水俣病患者、しかしその一方で、ばらまき公共事業、補助金でのうのうと生きる人々がいる。僕はこの曲で、いったい誰を批判しようとしたのか、実は今でもわからずにいる。


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